札幌の中心街から国道230号線を中山峠方面に向かい、車で40分ほどの山間に位置する定山渓は、札幌の奥座敷と称される温泉郷。 歴史は古く、慶応2年（1866年）に定山という禅僧によって発見されたといわれています。 札幌の母なる川、豊平川を中心に広がる定山渓は、札幌市南区という都会にありながら、季節ごとに楽しめる豊かな自然環境が残されています。 豊平川架けられた玉川橋やかっぱ淵から望める渓谷美をはじめ、受験や恋愛、結婚などにご利益があるという岩戸観音堂など、人気の観光スポットはいろいろ。 二見公園のかっぱ王国や月見橋下流河畔公園のかっぱ太郎など、かっぱ伝説にまつわるかっぱの像も至る所で見ることができます。

温泉街から足を伸ばせば、深い原始林に囲まれた豊平峡ダムや雄大な景色が楽しめる定山渓ダム、この定山渓ダムによって生まれた人造湖、さっぽろ湖など自然と一体になった風景を楽しむことができ、ドライブコースには最適です。 秋には周辺の自然林がひときわ鮮やかに染まり紅葉のメッカとしても知られています。 ウインターシーズンには札幌国際スキー場や三笠スキー場といったゲレンデもあり、四季折々の魅力にあふれています。

〒061-2302　北海道札幌市南区定山渓温泉東3