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東照宮の霊獣


 東照宮には数多くの動物の彫刻がある。なかでも想像上の動物は霊獣と呼ばれ、神秘的な力をもつと考えられていた。
 霊獣は、獏・麒麟・飛竜・竜馬など架空の動物がほとんどだが、獅子・象・犀など実在する動物もいる。しかし、見たこともなく想像上の霊獣として描かれた姿は、実際のライオンや象とはかなり異なっている。
 東照宮には絵画を合わせると30種類の霊獣がいるので、ぜひ探してみてほしい。



日光杉並木

 日光へ通じる道には御成街道、会津西街道、例幣使街道の3つの街道があり、これが現在の今市市でひとつになり、日光街道となって日光に達している。日光杉並木はこの3つの街道に植えられたスギの並木で、長さの合計は37キロもあり、世界一長い並木としてギネスブックにも掲載されている。
 この杉並木は、徳川家康公・秀忠公・家光公の3代にわたって将軍家に仕えた松平正綱が、20年の歳月をかけて植樹したもので、慶安元(1648)年、主君家康公の三十三回忌に、東照宮への参道並木として寄進した。当時植えられたスギは約1万3000本余り残っており、名物スギもあるので、いくつか紹介しておく。



いろは坂

日光市街〜中禅寺湖・奥日光間のアクセスは、上りが第2いろは坂、下りが第1いろは坂を利用する。カーブごとに「いろは……」 の文字が順に表示されている急坂である。
 古くは男体山や中禅寺への登拝者が通っていた道であった。明治初期まで奥日光は女人牛馬禁制で、女性や牛馬は坂を上れなかった。そのため上り口は「馬返-うまがえし-」と呼ばれ、女性が男体山を拝んで引き返した場所には「女人堂」が残っている。また、ほぼ中間点には休憩所「中ノ茶屋」の跡があり、磁力があるといわれる巨石「磁石石」も残っている





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