白田川の水を引き込んで造られた小公園。鯉の泳ぐ池とせせらぎを中心にした和風庭園で、ツツジなどの植え込みもあり、地元の人や宿泊客の憩いの場になっている。池に架けられた八つ橋や、水上に張り出した東屋も風流な眺め。
小麦粉で作った柏餅「稲取自慢」を販売している。皮がやや黄色味を帯び、餅のような粘り気はなく、さっぱりとした味わい。1個120円。稲取では柏餅といえば小麦粉の物が一般的で、祭りや盆のお供えにも使われる。餡はつぶしあん。
豊富な熱川の温泉熱を利用して、ブーゲンビリア、ハイビスカス、パパイヤなど9000種に及ぶ熱帯植物や果物を栽培し、展示する。また世界に分布するワニ30種のうち24種を飼育している。施設は本園、ワニ園、分園の3つに分かれており、本園の熱帯植物園では熱帯性スイレンや野生のランが種類、数ともに多く見応えがある。熱帯性スイレンは60種類以上の花が一年を通して咲く。ワニ園は本園に隣接し、大小のワニ約200頭が見られる。分園は本園から500mほど離れた場所にあり、6棟の温室内で球根ベゴニアやさまざまな種類のバナナなど熱帯果樹を展示。ミシシッピーワニが泳ぐワニの放流池もある。
周辺の観光情報

熱川バナナワニ園



黒初



白田川親水公園



清月堂本店
大川で菓子を作り続けて50余年の専門店。サヤエンドウの形をした成金豆は、薄い羊羮の皮でグリーンピースの甘煮を包んだもの。12個入り600円。伊豆大川駅前に駅前店がある。


済広寺
境内入口にカヤの木があることから榧[かや]の寺とも呼ばれる。カヤは樹齢700年、根回り6m、樹高18mの大木だ。本堂の左前にあるビルマ(現ミャンマー)の仏鐘は世界平和と人類の幸福を祈念したもの。本堂の地下に真っ暗な通路があり、一周して戒壇めぐりをすると厄落しができるという。宝物館にビルマの竪琴や仏鐘、釈迦如来などを安置する。


海防の松
寛政年間(1789〜1801年)のころ、江戸幕府で外国船に対する海防論議が盛んになり、伊豆の海岸線にも海上からの偵察を避けるために数百本の松が植えられた。片瀬海岸に残る数本の松はその名残で、樹齢200年以上を数える。その中の2本は、身分違いのかなわぬ恋を嘆いた男女が寺に火を放ち、はりつけにされたとの話から、はりつけの松の名がある。



〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1531
外観 客室例
露天風呂 お食事例